バス釣りにおいて絶対に欠かせないのが「ワーム」。
とはいえ、バス釣り初心者の人からすると、ネットや釣具店に行っても、かなりの種類があって、どれを選べばいいか分からないと困っていませんか?
バス釣り初心者でも扱いやすくて、なによりも釣れるワームをご紹介していきますので、はじめてのワームは何がいいか迷っていたり、いま手持ちのワームでは釣れないという方の次の手の一つの参考になればとおもいます!
- 初心者が抑えておくべきワームを選ぶポイントが分かる
- バス釣り初心者におすすめのワームが分かる
- ワームの付け方が分かる
- ワームに動きをあたえるアクション方法が分かる
バス釣り初心者がワーム選ぶ時のポイント
カラー
カラーを選ぶ基準は、よく行くフィールドの水に合わせるのがいいのですが、バス釣りの初心者だと水の種類や濁り方も分からないと思います。
そんな時はこの2つを選んでおけばまず間違いないと思います。
- グリーンパンプキン
- ウォータメロン
この2つは、比較的どんな水質やフィールドでも馴染むカラーなので最初に選ぶカラーとしてはこのどちらかをチョイスすれば問題ないでしょう。初めてみた人から見ると似ていますが、やり込んでいくとく全然違うカラーに見えてくればバス釣りに慣れてきた証でしょう。
この2カラーはどんな種類のワームでもどちらかは大抵リリースされているので、どちらかを選ぶようにしましょう。
形
ブラックバスは普段食べているものに近いシルエットの物に食いつきがいいです。
ただし、どこでも比較的バイトしてくる種類というのがこの2つです。
- ミミズ系
- 虫系
「ミミズ系」というのはワームのジャンルで言うと「ストレートタイプ」のワームとなりまっすぐな形状のワームのことをいいます。
「虫系」というのはボディに手足やヒゲなどのパーツが付いた虫っぽい形で、ジャンルとしてはそのまま「虫系」というワームになります。
どちらもどんなフィールドにもいるので、よく釣れるワームなので覚えておくようにしましょう。
重さ・大きさ
バス釣りにおけるワームの「重さ」は非常に大事な要素です。
最初は特に分からなくてもいいのですが、重さや形状によって沈下速度が変わってきて、バスが食べる速度なのかどうかも関わってくるのですが、バスの知識が深まってきたころにまた調べてみるといいでしょう。
まず初心者が選ぶ基準として重すぎたり大きすぎるワームは一旦やめておきましょう。そういったものは釣れたら大きいですが数は釣れません。なので、小ぶりで見たことのある小さい虫や昆虫サイズくらいものを選んでおけばいいと思います。
バス釣り初心者のための最強ワームはコレ!ベスト7
ワームを選ぶ時のポイントで書いたことを基準に、バス釣り初心者でも使いやすくて、なによる釣れるワームを紹介していくので、迷った時はこの中から選べばブラックバスが遊んでくれますよ!
ゲーリーヤマモト「カットテール 4インチ」
「カットテール」は、どこでもどんなシチュエーションでも本当によく釣れるワームです。またどんな付け方でも非常にナチュラルな動きが出るので、何十年も釣れ続けるワームになっています。
形もじつは特徴的で他のストレートワームともちょっと違っており、どのメーカーも真似できないオンリーワンな形状でブラックバスに口を使わせてくれます。
おすすめのワームの付け方としては、「ネコリグ」「ジグヘッドワッキー」が、経験上よく釣れる付け方なので覚えておくようにしましょう!
O.S.P「MMZ」
どこからどうみても「ミミズ」です。最初からクネクネのボディになっていて、水中に落とすとまるで本物のミミズのようにウネウネと動きながら落ちていって、バスが本物のミミズ思って食べてしまうワーム。
リリース直後から釣果の報告がされていて、特に初めて間もないアングラー達も続々と釣り上げていました。
サイズも扱いやすいので初心者のひとには特におすすめできるワームです。
レイドジャパン「ビッグ2WAY」
虫系のワームで、水に沈めると側面についている足がひらひらとまるで本当の虫のように動いて落ちていきます。この落ちて行く時に本物の虫が落ちてきたとブラックバスは間違えて食ってしまいます。
また、このワームは見ているバスにアプローチするときのワームとしても有効になってきますので、釣り場で見えバスを見つけたらまっさきにこのワームを投げてみましょう。きっと釣れてくれるはずですよ。
普通の2WAYではなく、ビッグ2WAYにしたのはある程度重さがあった方が飛ばしやすいのでこちらをおすすめします!
おすすめの釣り方としては、「シグヘッドのワッキーリグ」「マスバリちょんがけのノーシンカー」がおすすめです。
ボトムアップ「ブレーバー」
「ブレーバー」はストレートワームのお尻の部分にテールと呼ばれる水流を受けて勝手にうごいてくれるパーツがついたワームです。
キャストしたあと、底まで沈めたあと放置しておくだけでテールがゆらゆらと動きバスにアピールしてくれます。特に河川でので釣りの場合は有効で、川の流れで何もせず自然に動いてくれるので非常にバイトが多いルアーです。
河川での釣りをしている方や、河川で釣りをしたいと思っている人にもおすすめのワームです。
イッセイ「沈み蟲」
虫系のワームの「沈み蟲」。ボディに足がついてるモデルです。ボディ自体に重さがしっかりあるので、投げるとびっくりするくらい遠くに飛んでくれるワームになります。
釣り方としては、着水したらあとはだまって放置しておくだけ。落ちていく時に脇についた足がピリピリと動いて生きている虫が落ちていくイメージです。
放置したあと、なにもバイトなどがなければ、ロッドをクンクンと動かして、底を這う虫のような感じで動かしてあげましょう。そのときも、クンクンと動かしたあと数秒止めて「食わせの間」を与えることが大事になってきますので、アクションのさせ方に工夫してみましょう。
ゲーリーヤマモト「ヤマセンコー 3インチ」
ただの棒のような「ヤマセンコー」。これがめちゃくちゃ釣れるんです。シンプルが故に初心者に限って敬遠しがちですが、バス釣り歴が長くなればなるほどこういったワームが一番釣れるのでは?と思わせてくれるワームのひとつ。
ヤマセンコーのおすすめの使い方(リグ)は、この3つ。
- ジグヘッドワッキー
- ノーシンカー
- テキサスリグ
まずはノーシンカーでゆっくりナチュラルに誘ってみてだめだったら、ジグヘッドワッキーでボトム付近まで落としてシェイクしながら誘ってみる。という使い方が多いです。
このワームで釣れなければ釣り場を変えてもいいくらいの食わせ能力が高いワームなので、常にバッグに入れておくのがおすすめです。
ジャッカル「フリックシェイク」
ミミズ系のストレートワームの代表格といえば「フリックシェイク」。これさえ持っていればいいレベルのワームです。
フリックシェイクの中でも多くの種類やサイズが出ていますが、オリジナルモデルの「3.8インチ」を選んでおけば間違いありません。子バスからビッグサイズのバスまで釣れるワーム。
水中に落とすとゆらゆらと動きながら落ちていくので、フォール中に食ってくることが多々あります。ここまで欠点がないワームもないレベルのかなりおすすめ出来るワームがフリックシェイクです。
簡単に出来るワームの付け方
ワームの付け方は様々な方法がありますが、ここでは代表的で、初心者でも簡単に付けられる3つの方法を紹介。
ジグヘッドを使った横刺し(ワッキーリグ)
初心者向きなワームの付け方のひとつが、フックの根本に丸いシンカー(オモリ)が一体化している「ジグヘッド」というフックを使った付け方でワッキーリグといわれる付け方です。
例えばストレートワームでいうと、中心あたりフックを刺す目印(腹巻き)に横刺しにするように付けるだけ完成。
オールマイティでどんな場所、シチュエーションでも使えるワームの付け方なので覚えておきましょう。
ノーシンカー
ノーシンカーとは、針にワームを刺しただけの付け方となり、「マスバリ」「オフセットフック」などを使ってワームを付けるのが一般的な方法です。
マスバリの付け方は、ワームの頭の方に下から上に向かって突き刺す方法で、「オフセットフック」を使ったワームの付け方は、頭から数ミリお腹側に貫通させ、ワームをくるっと回してからワームが真っ直ぐになるように刺す方法です。文章だと伝わりにくいので、動画で確認してみてください。
最初はちょっと分かりづらいかもしれませんが原理がわかれば簡単で誰でも出来るので習得しておきましょう。
ネコリグ
ネコリグは「根こそぎ釣れるリグ」という意味で、このワームの付け方さえしてしてしまえば、魚が簡単に釣れるちゃいます。
こちら、上記2つの付け方とは違って、ワームの背中にマスバリをちょんと引っ掛けて頭の先端に「ネイルシンカー」というオモリを刺して完成になります。少し手間が掛かる方法ですが、ものすごく釣れる付け方なので必ず覚えておくようにしておきましょう。
ワームのアクションさせた使い方
ワームにはアクションを加えて釣る方法がたくさんありますが、まず初級編としてこの方法を覚えておけば間違いなし!
シェイク
「シェイク」というアクションとは、ロッドを細かく揺らし、その振動がラインを伝ってワームをクネクネと命が吹きまれたようにアクションをさせることをいいます。
シェイクをする事によって、ワームがまるで生きているように動き生き物のようになり思わずバスが食べてしまうというイメージですね。
アクションを確認するためにもワームを付けたあと、足もの水の中で動かしてみるといいでしょう。動きのチェックが出来ますし、なによりキャスト(ワームを投げる事)したあとの動きが頭の中でイメージ出来るので、より食わせる時のイメージがしやすくなります。
シェイクアクションのやり方
まずは狙っている所にワームをキャストして、底に付くまでだまっておきます。もちろん中層や表層でも問題なくて、狙ったレンジ(深さ)まで落とします。
そのあとにロッドを細かく震わせてシェイクを行うという事で、ワームをクネクネ動かしていきましょう。
またシェイクアクションを加えていると、ラインがたるんでワームまで振動が伝わらなくなるので、リールをゆっくりゆっくり巻いてくると、しっかりアクションを付けられますし、ワームが場所を動く事でより生き物感がまして釣れてきます。
シェイクは、ワームを使う際一般的でよく使うアクション方法なので覚えておきましょう。
放置
一番釣れるアクションと言っても過言ではないのが「放置」。アクションという事でいうと特にないのですが、ワームのちからを最大限に引き出してくれるのがこの釣り方かもしれません。
まずは狙っている所にキャストしてあとは、待つだけ。水中に入った瞬間からナチュラルにワームが自発的に動いてくれるので、ブラックバスに違和感を感じさせずにバイトにもちこむことが出来ます。
またワームを動かす事によってラインも動くためより違和感が出るので、そういった点でも釣れるための要素がより多くなります。
ただし動かさない事でアピール力は減るのがデメリットですが、それ以上のメリットを期待できるおすすめの釣り方です。
ズル引き
こんかい紹介した虫系、ストレート系のワームで非常に有効なのが「ズル引き」というアクション。
底までワームを沈めたあと、ロッドは動かさずにゆーっくりリールを巻いてくるだけ。本物の虫が底を這っていると思ってブラックバスが吸い込んで食べてしまいます。
ブラックバスの活性が低くなったりしている時に有効なアクションです。
リフトアンドフォール
年中使えるアクションで、ワームを底まで落としたらロッドを上まで煽ってワームを浮かせたあと、ロッドを下げ、ラインのテンションを抜いて底までまた落とします。この動作を繰り返すのがリフトアンドフォールという釣り方です。
ワームが急に上に上がったタイミングで餌を逃したくないバスとしては反射的に思わずバイトしてしまうというイメージと、フォールのあとに少し間をあけてあげる事で食わせの間も作れるアクションなので、一度試してみてくださいね。
まとめ
ワームを使った釣り方は、ただ巻いてくるだけの釣りよりも釣った感が多く得られます。ゆえに繊細な釣りですが非常に簡単に釣れてしまうので、まずバス釣りを始めたばかりの人はこのピックアップした中のルアーから選んでみて、楽しいバス釣りライフを送ってください。ここでは紹介していない「シャッドテール」と言われる魚の形をしたワームはこちらで紹介していますので今日のある方はこちら!また、ワームではなくいかにもバス釣りというプラスチックで出来たハードルアーは以下で紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。
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